#004:ドメイン – インターネット上の会社の表札

年末になると、来年に向けてホームページのリニューアルや 新しいメールアドレスの検討をされる企業さんが増えますね。そこでよく相談されるのが、 「.co.jpと.com、どっちがいいんですか?」 「ドメインって、結局何なんですか?」 という質問です。確かに!infinity-i.co.jpみたいに会社のURLやメールアドレスに 必ず付いてくるけど、説明しようと思うと難しくありませんか?

知っているようで説明できないIT用語、第4弾は【ドメイン】です。

「振り回されるIT」から「武器として活用するIT」へ、今回は会社のブランディングにも関わる重要な話です!

ドメイン 一言でいうと:インターネット上の会社の表札

ドメインは、インターネット上の 「会社の表札」のことです。リアルな世界では、会社の入口に 「株式会社○○」という表札を掲げますよね?ドメインは、その表札のインターネット版です。

infinity-i.co.jpを例に説明すると、
  ・「infinity-i」が会社名の部分
  ・「co.jp」が「日本の株式会社ですよ」という意味
つまり「インフィニティという名前の、日本の株式会社」 ということがドメインを見ただけで分かるんです。

「よく見かけるドメインの種類」
  ・. co.jp 日本の株式会社(一番信頼度が高い)
  ・. or.jp 日本の非営利団体
  ・.com → 商業用(世界中で使える) ・.net → ネットワーク関連(今は用途を問わず使用)
  ・.org → 非営利組織用(今は用途を問わず使用)

.co.jpは日本の法人しか取得できないので、 「きちんとした日本の会社だな」という印象を与えます。一方、.comは世界中の誰でも取得できるので、 グローバル展開を考えている企業によく使われます。メールアドレスにも同じルールが適用されます。 yuki-oohata@infinity-i.co.jp というメールアドレスなら、 「インフィニティという日本の会社の大畑」 ということが一目で分かります。

ちなみに、ドメインは世界に1つだけ。infinity-i.co.jpは弊社しか使えません。早い者勝ちなので、良いドメインは取られてしまうことも。

ドメインは会社の「顔」とも言える重要な要素。フリーメールアドレス(gmail.comやyahoo.co.jpなど)を ビジネスで使っていると、「この会社、大丈夫?」と 思われてしまう可能性もあります。逆に、しっかりとした独自ドメインを使っていると、 「きちんとした会社だな」という信頼感を与えることができます。

★今回のまとめ★  
  ・ドメインは「インターネット上の会社の表札」  
  ・.co.jpは日本の株式会社の証明書  
  ・.comは世界中で使える汎用的なドメイン  
  ・世界に1つだけの早い者勝ち

【会議で使える40秒説明】
「ドメインはインターネット上の会社の看板です。「. co.jp」は日本法人の証明、「.com」は世界共通。メールやウェブサイトのドメインが会社の信頼性に直結するため、ブランディング戦略としても重要な要素なんです。」

【明日からできること】
会社のメールアドレスやウェブサイトのドメインを確認してみてください。もしフリーメールを使っているなら、独自ドメインの取得を検討してみる価値があります。 これで「ドメインって何?」と聞かれても、 「インターネット上の会社の看板ですよ!」 と自信を持って答えられますね。

もし「うちのドメイン戦略、これで合ってる?」「新しいドメイン取得を検討してるんだけど…」と思ったら、 ご相談ください。ブランディングの観点からアドバイスさせていただきます!

来年からは、パソコンの中身について解説していきます。 まずは【CPU】から始めますね。 良いお年をお迎えください!

大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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