年末になると、来年に向けてホームページのリニューアルや 新しいメールアドレスの検討をされる企業さんが増えますね。そこでよく相談されるのが、 「.co.jpと.com、どっちがいいんですか?」 「ドメインって、結局何なんですか?」 という質問です。確かに!infinity-i.co.jpみたいに会社のURLやメールアドレスに 必ず付いてくるけど、説明しようと思うと難しくありませんか?
知っているようで説明できないIT用語、第4弾は【ドメイン】です。
「振り回されるIT」から「武器として活用するIT」へ、今回は会社のブランディングにも関わる重要な話です!

★ドメイン 一言でいうと:インターネット上の会社の表札★
ドメインは、インターネット上の 「会社の表札」のことです。リアルな世界では、会社の入口に 「株式会社○○」という表札を掲げますよね?ドメインは、その表札のインターネット版です。
infinity-i.co.jpを例に説明すると、
・「infinity-i」が会社名の部分
・「co.jp」が「日本の株式会社ですよ」という意味
つまり「インフィニティという名前の、日本の株式会社」 ということがドメインを見ただけで分かるんです。
「よく見かけるドメインの種類」
・. co.jp → 日本の株式会社(一番信頼度が高い)
・. or.jp → 日本の非営利団体
・.com → 商業用(世界中で使える) ・.net → ネットワーク関連(今は用途を問わず使用)
・.org → 非営利組織用(今は用途を問わず使用)
.co.jpは日本の法人しか取得できないので、 「きちんとした日本の会社だな」という印象を与えます。一方、.comは世界中の誰でも取得できるので、 グローバル展開を考えている企業によく使われます。メールアドレスにも同じルールが適用されます。 yuki-oohata@infinity-i.co.jp というメールアドレスなら、 「インフィニティという日本の会社の大畑」 ということが一目で分かります。
ちなみに、ドメインは世界に1つだけ。infinity-i.co.jpは弊社しか使えません。早い者勝ちなので、良いドメインは取られてしまうことも。
ドメインは会社の「顔」とも言える重要な要素。フリーメールアドレス(gmail.comやyahoo.co.jpなど)を ビジネスで使っていると、「この会社、大丈夫?」と 思われてしまう可能性もあります。逆に、しっかりとした独自ドメインを使っていると、 「きちんとした会社だな」という信頼感を与えることができます。
★今回のまとめ★
・ドメインは「インターネット上の会社の表札」
・.co.jpは日本の株式会社の証明書
・.comは世界中で使える汎用的なドメイン
・世界に1つだけの早い者勝ち
【会議で使える40秒説明】
「ドメインはインターネット上の会社の看板です。「. co.jp」は日本法人の証明、「.com」は世界共通。メールやウェブサイトのドメインが会社の信頼性に直結するため、ブランディング戦略としても重要な要素なんです。」
【明日からできること】
会社のメールアドレスやウェブサイトのドメインを確認してみてください。もしフリーメールを使っているなら、独自ドメインの取得を検討してみる価値があります。 これで「ドメインって何?」と聞かれても、 「インターネット上の会社の看板ですよ!」 と自信を持って答えられますね。
もし「うちのドメイン戦略、これで合ってる?」「新しいドメイン取得を検討してるんだけど…」と思ったら、 ご相談ください。ブランディングの観点からアドバイスさせていただきます!
来年からは、パソコンの中身について解説していきます。 まずは【CPU】から始めますね。 良いお年をお迎えください!