シンクライアント導入の注意点は?

Q:メーカーのサーバーサポートはどんなものがある?

A:5年間24時間365日4時間オンサイトをご提案しています。

ハードウェアが故障した場合、24時間365日受付可能で4時間以内に部品を配送後にメーカー技術者が駆けつけてくれるサービスです。
ハードディスクはもちろんのこと、マザーボードやネットワークカード等、部品に関しての交換はすべて含まれています。

Q:ハードディスクの障害対策は?

A:構成に合わせたRAID構成を組んで障害対策を行います。

Q:停電時の対策は?

A:停電に備えたUPSを設置し、リモートコントロールカードを用いて起動までサポートします。

UPS(無停電電源装置)
停電や瞬電等の外部からの電源供給が途絶えた時でも、一定時間決められた出力で電源を供給することができる装置です。
コンピュータの場合、正常にシャットダウンを行わずに電源が切れてしまった場合、オペレーティングシステムが異常を起こしたり、ハードウェアに障害が残ってしまう可能性があります。
障害を回避するためには、「正常にシャットダウンを行う」という手順を踏む必要があります。
停電時ではシャットダウン動作を行う前に予期せず電力供給が断たれてしまうため、UPSなどを利用して、一定時間電力供給がない場合は専用ソフトウェアによって、シャットダウン命令を送る構成を組みます。
上記構成により、停電や瞬電時でもサーバーを正常状態に保つことが可能になります。

リモートコントロールカード
円滑なサポートを行うために、リモートコントロールカードを搭載しています。
リモートコントロールカードは、LANケーブルを挿すカードのようになっており、サーバー自身とは独立して、ネットワーク経由でログインすることが可能です。
独立しているため、サーバーの電源が入っていなくてもアクセス可能です。
機能として、
  ◎サーバー電源ON/OFF
  ◎仮想KVM(コンソール)機能
  ◎ハードウェア状態の確認(エラー等)
  ◎サーバー温度確認
が搭載されています。
停電後の通電後、リモートで電源のONを行うことが可能です。

Q:障害対策をしてもサーバーの物理的な故障はあるでしょ?

A:機械ですので故障の可能性はあります。対策として、仮想化を行い物理的故障要因を最大限少なくすることができます。また、予算に余裕があればサーバーを複数台構築し、冗長化を行うことでダウンタイムを最小限にすることも可能です。

仮想化による故障要因の最小化
通常サーバー自体にOSを稼働させて利用する場合、Windows やハードウェアが不安定になる原因として、「インストールされたソフトウェアやWindows アップデートによる変更」が挙げられます。仮想化という技術を利用すると、上記のような状況を最大限回避することが可能です。
仮想化は、物理サーバー上に仮想的に複数台のOSを稼働させる技術です。
通常不安定になる原因の「変更」は、仮想上のサーバー上に行われます。
物理側は仮想OSを稼働させるだけ、新しいソフトウェアを稼働させることがないため、ハードウェア自身への過負荷を下げることが可能です。

サーバー複数台による冗長化構成
物理的な故障が起こった場合、修理中は利用できない時間が発生します。
これを「ダウンタイム」といいます。
「ダウンタイム」を最小限にするためには、
 ◎修理している間も稼働をさせる
 ◎稼働させる内容は最新の状態である(前日バックアップではダメ)
ことが必要になります。

その方法として、仮想化+サーバー複数台による冗長化構成があります。
メインサーバーとサブサーバーを用意し、
【通常時】メインサーバー上で仮想サーバーを稼働し、サブサーバーに仮想サーバーの複製を行う。
【故障時】サブサーバー上の複製仮想サーバーを稼働させ、利用する。
     その間にメインサーバーの修理を行う。
     稼働切り替え時間は約5分~10分(ダウンタイム)。
     メインサーバーの修理後、メインとサブの切り替えを行う。
上記のような方法で「ダウンタイム」を最小限に抑えることが可能になります。
サブサーバーはあくまでサブのため、最大限の保守サポートに入るのではなく、
ランクを下げた保守構成にし、初期費用を圧縮することも可能です。

Q:端末はどうなる?

A:既存のパソコンをそのまま利用するか、eCore(USB起動Linux)を使って専用端末化、または専用端末に入替を行うかの3種類から選択が可能です。

①既存パソコン利用②eCore(Linux)利用③専用端末に入れ替え
初期費用
消費電力
設置スペース
USBプリンタ利用×
見た目

Q:サーバーの設置場所は?

A:社内設置型(オンプレミス)かデータセンター設置のどちらかをお選びいただけます。

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