AI-Cafe #018:イギリスの小売業がAIで変えたこと。コッシーの顧問先に似た話だった

AI CAFE – 経営者のためのAI対話録

イギリスの小売業がAIで変えたこと。コッシーの顧問先に似た話だった

在庫管理と接客の問題、海外ではもうこう解いてた。

コッシー
コッシー 顧問先の小売業の社長に次何を提案しようか考えてて。在庫管理が悩みの種らしくて、毎月のように話が出るんだけど、いい答えが出せなくて。
ハラさん
ハラさん 何してるの?
おーちゃん
おーちゃん それ、ちょうど昨日読んだ海外記事がドンピシャかもしれないですよ。
おーちゃん
おーちゃん イギリスの小売チェーンの話で、全国に40店舗展開してる会社なんですけど。去年AIの在庫管理システムを入れて、在庫ロス(売れ残りと欠品)が合計で35%削減された、って話があって。
コッシー
コッシー 35%削減って、在庫の無駄が減るってことだよね。それ、利益率が直接上がるじゃない。
おーちゃん
おーちゃん そうなんですよ。在庫ロスって地味だけど、じわじわ利益を削るんですよね。そこをAIが過去の販売データ・天気・イベント情報を組み合わせて”この商品は今週何個売れるか”を予測して、自動発注してくれる仕組みにした。
ハラさん
ハラさん 天気まで読むのか。
おーちゃん
おーちゃん たとえば”今週末に雨が続くと傘と合羽の需要が上がる”とか、”近くで大きなイベントがあると特定商品が売れる”とか。そういう変数を全部読んでくれる。人間だと全部の変数を意識して発注するのは難しいですよね。
コッシー
コッシー それ、うちの顧問先の社長に聞かせたいな。毎月”余ってる商品”と”売り切れてた商品”の話が来るんだよね。
おーちゃん
おーちゃん 在庫の悩みを持つ小売はそこがほぼ全員のテーマですよね。もうひとつ気になった事例で、同じイギリスの話なんですけど、百貨店系の企業でAIが接客の”タイミング”を分析してるやつがあって。
ハラさん
ハラさん 接客のタイミングを分析?
おーちゃん
おーちゃん お客さんが入店してから”スタッフが声をかけるタイミング”をAIが分析して、最適なタイミングを店員に教えてくれる。早すぎると嫌がられるし、遅すぎると購買意欲が冷めるんですよ。このタイミングをAIが学習して、声をかけるサインを出す。
コッシー
コッシー えー、そこまで来てるの?接客もAIに関係してくるの?
おーちゃん
おーちゃん 店舗の動線データ・視線データ・過去の購買傾向を全部組み合わせてるらしくて。このシステムを入れた店舗、転換率(来店者の購買率)が12%上がったって。
ハラさん
ハラさん 日本の小売で同じことできるのか?
おーちゃん
おーちゃん 同じ規模感のものはまだ難しい部分もあるけど、”在庫管理×AI”の部分は今の中小規模でも使える選択肢が出てきてますよ。コッシーさんの顧問先の規模はどれくらいですか?
コッシー
コッシー 5店舗ぐらい。スタッフは10人ちょっと。
おーちゃん
おーちゃん それぐらいの規模でも使えるクラウドの在庫AI、いくつかありますよ。月額で数万円から試せるものも。気になるなら、一度顧問先の社長も含めて話しますか?
コッシー
コッシー それ、本当に?ちょっと本気で考えてみる。

💡今日のポイント

  • イギリスの小売チェーンで在庫ロス35%削減。AIが販売データ・天気・イベントを組み合わせて予測発注
  • 接客タイミングのAI分析で転換率12%向上の事例も
  • 5〜10店舗規模の小売でも月額数万円から試せる在庫AIが出てきている

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大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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