#002:ChatGPTを使ってみよう!文章作成の基本テクニック

AIという言葉にちょっと難しそうなイメージを持っていませんか? このポッドキャストは、文系IT企業インフィニティがお届けする「ビジネスパーソンがAIを武器に変える」ためのヒントをお届けします。

今日のテーマ:ChatGPTを使ってみよう!文章作成の基本テクニック

今回は「AIで文章を作ったけど、なんだかロボットっぽい」という最初の壁を突破する方法をお伝えします。


AIを“敏腕部下”に変える3ステップ指示術

AIに仕事を任せるときは、新人に指示を出すのと同じ。
「誰に」「何を」「どうしてほしいのか」を具体的に伝えることが重要です。

  1. 役割を与える
     例:「あなたは顧客対応に長けた営業アシスタントです」
  2. 背景と目的を伝える
     例:「先日の戦略会議のお礼を、株式会社〇〇のデルタ部長に伝えます」
  3. 出力の条件を指定する
     例:「丁寧な言葉遣いで、決定事項を盛り込み、400字以内で」

この3つを指示するだけで、AIが出す文章の質は劇的に変わります。


実践例:お礼メール

シンプルに「お礼メールを書いて」だけでは、機械的な文章になります。
しかし上記の3ステップを踏めば、ビジネスシーンでそのまま使えるクオリティのメールが完成します。です。


応用例:SNS投稿

お礼メールだけでなく、SNS投稿文作成にも応用可能です。

例:

  • 役割:「あなたはトレンドに敏感なSNSプランナーです」
  • 背景:「新サービス『おまかせランチ』を20代ビジネスパーソンに広めたい」
  • 条件:「親しみやすい言葉で、絵文字は3つまで、#インフィニティの新サービス を必ず入れる」

こう指示すれば、AIはマーケティングにも役立つ提案をしてくれます。


AIは最高の“壁打ち相手”

AIはゼロから完璧な文章を作るわけではありません。
代わりに「叩き台」や「下書き」をスピーディーに作ってくれる相棒です。
だからこそ私たちは、より創造的で価値の高い「編集」や「仕上げ」に集中できるのです。


今日の問いかけ

もし文章の下書きにかかっていた時間がゼロになったとしたら、あなたはその空いた時間とエネルギーをどんな創造的な作業に使ってみたいですか?


次回予告

次回は「業務効率化の救世主!AI文書作成ツール活用法」をテーマに、お届けします!

大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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