「毎月プロバイダに料金払ってるけど、結局何してくれてるの?」先週、お客様との打ち合わせでそんな話題になりました。確かに!NTTとかSoftBankとか、名前は知ってるし毎月お金も払ってる。でも「プロバイダって何?」と聞かれると、 「えーっと…インターネットの…会社?」 みたいな曖昧な答えになりがちですよね。
知っているようで説明できないIT用語、第2弾は【プロバイダ】です。
「振り回されるIT」から「武器として活用するIT」へ、今回はネット接続の仕組みを理解しましょう!
★プロバイダ 一言でいうと:インターネットへの道を作ってくれる会社★
プロバイダは、あなたのパソコンとインターネットの世界をつなぐ 「道を作ってくれる会社」のことです。身近な例で言うと、電気会社や水道会社と同じ。家に電気や水道を引いてくれる会社があるから、 スイッチを押せば電気がつくし、蛇口をひねれば水が出る。プロバイダも同じで、この会社があるからこそ パソコンでインターネットが使えるんです。正式には「インターネットサービスプロバイダ(ISP)」と呼ばれ、 Internet Service Provider の略でISPと表記されることもあります。
「プロバイダの役割は大きく3つ」
1. インターネット回線への接続サービス
2. IPアドレスの割り当て(前回のメルマガの内容ですね!)
3. メールアドレスの提供 「光回線」と「プロバイダ」は別物です。
光回線は「道路」、プロバイダは「道路を使う通行許可証」のイメージ。道路があっても通行許可がないと使えないのと同じで、 光回線があってもプロバイダとの契約がないとネットは使えません。だから多くの方が、 下記2つと契約しているいんです。
・NTTなどの回線業者(道路を作る会社)
・OCNやSo-netなどのプロバイダ(通行許可をくれる会社)
最近は「光コラボ」というサービスで、 回線とプロバイダがセットになっているケースも多いですが、 基本的な仕組みは変わりません。プロバイダの性能や混雑状況によって、ネットの速度が左右されることもあります。「最近ネットの速度が遅いな」と感じたら、プロバイダの見直しも検討してみてください。
★今回のまとめ★
・プロバイダは「インターネットへの道を作ってくれる会社」
・電気会社や水道会社のような、生活に欠かせないライフライン
・光回線(道路)とプロバイダ(通行許可)は別物
【会議で使える40秒説明】
「プロバイダはインターネットへの入り口を提供する会社です。電気や水道と同じライフライン事業者。回線が道路なら、プロバイダはその先のネット世界への門番。この門番の性能が、ネットの快適さを左右するんです。」
【明日からできること】
会社のネット契約書を確認して、どのプロバイダと契約しているか把握してみてください。速度に不満があるなら、プロバイダ変更も選択肢の一つです。これで「プロバイダって何してくれてるの?」と聞かれても、 「インターネットの水道会社みたいなものですよ!」 とスッキリ答えられますね。
もし「うちのネット、遅いのはプロバイダのせい?」「プロバイダ変更を検討してるんだけど…」と思ったら、 ご相談ください。回線の最適化について、一緒に考えさせていただきます!