アイコンの左下にバツ印がついている?

本日のお問い合わせ紹介

2021年6月16日 サポート日誌より 

お客様から、「アイコンの左下にバツ印がついている」というお問い合わせがありました。

お客様から、アイコンの表示がいつもと違うので見て欲しいとのご連絡がありました。
画面を共有して確認したところ、
アイコンの左下に半透明で「×」(バツ印)がついている状態でした。

そのため、キーボードの上部にあるF5キーを押下して
画面を更新したところ、ついていたバツ印は消えました。
アイコンキャッシュがうまく消えていないと、
こういった症状が起きることがありますので、
キャッシュを綺麗にするために、合わせてサインアウトをしていただきました。

さて、今回使用したF5キーは画面の更新で使えるショートカットキーなので、
覚えておくととても便利です。
フォルダ、デスクトップ、ブラウザ等で表示内容が更新されないな?と思った時には、
このF5キーを押すことで最新の状態になりますよ。

※このとき、アプリやフォルダなど何かが選択された状態でF5キーを押すと、
 別の機能として動作してしまう可能性がありますので、
 何もない場所で”クリック”しておいてから、F5キーを押すと確実です。

私もよくよく使うキーのひとつです。
便利なショートカットキーは他にもたくさんありますので、
またブログ内で紹介できればと思っています^^

「キャッシュ」とは、アクセスしたサイトや起動させたアプリなどのデータを一時的に保存しておくことで、次に動作させる時に再度データを読み込む必要がなくなり、サイト表示やアプリの動作の速度を上げられる技術です。
「アイコンキャッシュ」は、やはり読み出しがすばやくできるよう、よく使われるアイコンを1つにまとめているファイルのことです。
なお、キャッシュが溜まってくると動作が重くなったり不具合の原因になりますので、時々サインアウトをするようにしてくださいね。

オーバーレイアイコンとは?

今回のお問い合わせのように、
パソコンでフォルダーやファイルのアイコンにマークが付くことがあります。
マークは今回はバツ印でしたが、チェックマークのこともあります。

このマークはフォルダーやファイルの状態を示すもので、
オーバーレイアイコンと呼ばれています。
OneDriveなど、フォルダーやファイルの同期をとるアプリで、
同期の状態を示すときなどに表示されます。

OneDriveはマイクロソフト社が提供するクラウドストレージサービスで
Windows10では標準装備されています。
Windows10でマイクロソフトのアカウントでログインすると、
OneDriveサービスが提供されるようになっています。
パソコンで作成したファイルはマイクロソフトのOneDriveに保存され、
他のパソコンやスマホなどから同じマイクロソフトのアカウントでアクセスすると、
OneDriveに保存されたファイルを参照したり修正したりすることができます。

ファイルが追加されたり修正された場合に、
常にOneDriveのファイルの内容を同じ状態に保つことを「同期する」といい、
同じマイクロソフトのアカウントでOneDriveにアクセスしている
パソコンやスマホすべてで同期されます。

Windows10を起動すると自動的にOneDriveに保存されている内容が同期されますが、
通信回線の異常など、何らかの原因でファイルの転送ができなかった場合などに、
今回のお問い合わせのようにバツ印が付くことがあるようです。

こうしたクラウドのサービスは、GoogleやAppleなどからも提供されています。
最近ではNortonなどのセキュリティソフト会社がバックアップサービスを提供していることもあります。これらのサービスを利用していて何らかの異常が発生して同期できない場合にも、フォルダーやファイルにバツ印が付くことがあるようです。
もし、今回の対応のようにF5キーを押したりサインアウトしても消えない場合は、サポートへお問い合わせ下さい。

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