「会計ソフトと販売管理ソフトをつなげたいんですが、どうやって連携してるんですか?」 「APIって聞くけど、結局何なんですか?」 という質問です。確かに!「システム同士がデータをやり取りする」って聞くけど、 どういう仕組みで実現してるの?って不思議ですよね。
知っているようで説明できないIT用語、第11弾は【API】です。
「振り回されるIT」から「武器として活用するIT」へ、今回は業務効率化の鍵となる連携技術について解説します!

★API 一言でいうと:システム同士の通訳者★
APIは、「システム同士の通訳者」のことです。海外のお客さんと商談するとき、通訳者がいると便利ですよね?日本語で話したことを英語に翻訳してくれて、 相手の英語を日本語に翻訳してくれる。APIも同じで、異なるシステム間で 「データの翻訳・橋渡し」をしてくれる仕組みです。
API = Application Programming Interface(アプリケーション プログラミング インターフェース)の略で、 「アプリケーション同士が情報をやり取りするための窓口」という意味です。
「具体例で説明すると」
・販売管理システム → 「今日の売上は10万円」(日本語)
・API → データを翻訳
・変換
・会計システム → 「売上10万円を受信」(英語)
「APIがないと」
・手作業でデータを入力し直す
・Excelでデータを加工してインポート
・二重入力でミスが発生
・リアルタイム連携ができない
「 APIがあると」
・自動でデータが連携される
・リアルタイムで情報が更新
・入力ミスが激減
・作業時間が大幅短縮
「身近なAPI連携の例」
・Google Maps → 飲食店検索サイトに地図を表示
・Twitter → 他のアプリからツイート投稿
・LINE → 他のサービスでLINEログイン
・PayPay → ECサイトでPayPay決済
「ビジネスでよく使われるAPI連携」
・会計ソフト ⇄ 販売管理システム
・CRM ⇄ メール配信システム
・勤怠管理 ⇄ 給与計算システム
・ECサイト ⇄ 在庫管理システム
・チャットボット ⇄ 顧客管理システム
「API連携の種類」
・REST API → 最も一般的、Webサイトのような仕組み
・SOAP API → 企業システムでよく使われる、厳格なルール
・GraphQL → 必要なデータだけを効率的に取得
「API連携のメリット」
・作業効率の大幅向上
・入力ミスの削減
・リアルタイムデータ共有
・システム間のデータ整合性向上
・従業員の単純作業からの解放
「API連携の注意点」
・セキュリティ対策が重要
・システム仕様変更の影響を受ける
・初期設定に技術的知識が必要
・連携先システムの障害影響を受ける
「最近のトレンド」
・多くのクラウドサービスがAPI連携に対応しており、 「ノーコード連携ツール」も登場しています。
・Zapier → プログラミング不要でAPI連携
・Microsoft Power Automate → Office系サービスとの連携が得意
・IFTTT → 個人向けの簡単な連携ツール 中小企業でも、API連携で業務効率化を実現できる時代になりました。
★今回のまとめ★
・APIは「システム同士の通訳者」
・異なるシステム間でのデータ翻訳
・橋渡しを自動化
・手作業での二重入力を削減し、業務効率を大幅向上
【会議で使える40秒説明】
「APIはシステム同士の通訳者です。異なるシステムが自動でデータをやり取りできるよう、翻訳・橋渡しをしてくれる仕組み。これにより手作業での二重入力が不要になり、業務効率が大幅に向上するんです。」
【明日からできること】
現在使っているシステム同士で、手作業でデータを移している作業がないか確認してみてください。同じデータを複数のシステムに入力している場合、API連携で自動化できる可能性があります。 これで「API連携って何?」と聞かれても、 「システム同士の通訳者で、自動でデータをやり取りしてくれるんですよ!」 とスッキリ答えられますね。
もし「うちのシステム同士、つなげられる?」「API連携で業務効率化したくて…」と思ったら、 ご相談ください。 現在のシステム構成を踏まえて、最適な連携方法をご提案します!
次回は最終回【SSL】について解説します。 「https://」の「s」って、何のため?をお話ししますね。