AI-Cafe #012:「社内データをAIに学ばせる」という提案が来た。RAGって何語?

AI CAFE – 経営者のためのAI対話録

「社内データをAIに学ばせる」という提案が来た。RAGって何語?

コッシーが謎のアルファベットに困惑してた件。わかりやすく整理します。

コッシー
コッシー RAGってラグ?絨毯?(笑)
おーちゃん
おーちゃん (笑)全然違いますよ。RAGはRetrieval-Augmented Generationの略で、”検索して補強した生成”って意味なんですけど、ぶっちゃけ略語より実態を説明したほうが早い。
ハラさん
ハラさん じゃあ実態を頼む。
おーちゃん
おーちゃん 要は、”社内の資料をAIに読み込ませて、その情報を使って答えてくれるAI”ですよ。たとえばコッシーさんの事務所に、税務相談に使う社内マニュアルとか、よくある質問集とかありますよね。それをAIに読み込ませると、”このケースはどう処理するんだっけ?”って聞いたときに、そのマニュアルを参照しながら答えてくれる。
コッシー
コッシー あ、それはわかる!社内版のChatGPTみたいな?
おーちゃん
おーちゃん そのイメージが一番近い。通常のChatGPTはインターネット上の情報で答えるんですけど、RAGは”うちの会社の情報”で答えてくれる。新人社員に”あの書類どこにあったっけ”って聞かれたとき、AIが代わりに社内資料から探して答えてくれるイメージです。
ハラさん
ハラさん それ、うちに欲しいな。新人が入るたびに同じ質問を何度も受けるのが、正直しんどい。
おーちゃん
おーちゃん あるあるですよね(笑)。RAGの強みがまさにそこで、社内で”聞かれること”が決まってるなら、AIが24時間対応してくれる。社長やベテラン社員の時間が全然違ってくる。
コッシー
コッシー でも、社内資料をAIに読み込ませるって、情報漏洩とか大丈夫なの?それが一番心配。
おーちゃん
おーちゃん 鋭いですよ。そこが一番の懸念点なんです。ちゃんとしたRAGの仕組みは、社内サーバーや自社のクラウド環境の中で動くので、外部に情報が出ないんですよ。でも、安いツールや設定が雑な場合は漏洩リスクがある。だから提案してきた会社に”データはどこに保存されますか”って必ず聞いてほしい。
コッシー
コッシー なるほど、それ聞いてみる。その会社に連絡してみようかな。
ハラさん
ハラさん 俺も気になってきた。製造業の場合、図面とか技術仕様書とかをAIに読み込ませたら、設計の質問にすぐ答えてくれるとか?
おーちゃん
おーちゃん できますよ。実際に機械メーカーで”社内の設計マニュアルを読んだAI”を使って、ベテランしか答えられなかった技術質問をAIが答えるようにしてる事例、出てきてますよ。暗黙知を形式知にする、みたいな話で。
ハラさん
ハラさん うちもベテランが辞めたときに困る知識、いっぱいあるんだよな。それをAIに残しておける、ってことか。
おーちゃん
おーちゃん そうですよ。技術伝承の課題を持ってる会社にとって、RAGはすごく可能性があると思いますよ。

💡今日のポイント

  • RAG=社内資料を読み込ませて、その情報を使って答えてくれるAIの仕組み
  • 新人教育・FAQ対応・技術伝承など、社内の暗黙知をAIに落とし込める
  • 導入前に「データはどこに保存されますか」と確認するのが必須

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大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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