AI-Cafe #125:40ページ、読む前に諦めていました

カフェでAI 実践ノート #035 公募要領から、 自社の該当だけを抜く
カフェでAI 実践ノート #035 金曜・数字と契約

公募要領から、
自社の該当だけを抜く

顧問先に案内したい。 ただ、該当するかどうかを調べる時間がない。

架空の要領で実際に試した結果です 記載はすべて2026年7月時点のものです。仕様は変わるため、実務で使う前に各社のページで最新の記載をご確認ください。

01

きっかけ

40ページ、読む前に
諦めていました

顧問先に案内したい。
ただ、該当するかどうかを調べる時間がない。

そのまま貼れる指示文は、4枚目に

02

よくある書き方

対象になりそうです が返るだけで、
申請の準備は1つも進みません。

よくある指示
この公募要領、うちは対象になりますか
  • どの要件で判断したか
    要約された文が返り、原本に戻れない
  • 満たしていない要件
    対象になりそう の一言で終わる
  • 確かめようがない箇所
    分からない部分が、それらしく埋まる
03

使える指示文(全文)

そのまま貼れます。〔 〕だけ自社の言葉に置き換えてください
あなたは〔製造業〕の管理部門の担当です。 下の公募要領と自社の情報を読み、要件ごとに仕分けてください。 1. 満たしている要件(要領の原文を引用する) 2. 満たしていない要件(要領の原文を引用する) 3. 判断がつかない要件と、何を確かめればよいか 条件: ・要件を要約しない。要領の文をそのまま引用する ・要領に書いていない要件を足さない ・採択の見込みは書かない 公募要領: 〔ここに貼る〕 自社の情報: 〔ここに貼る〕

〔 〕は自社の言葉に置き換えてください。

04

返ってきたもの

入れた情報(架空)
要領(架空・抜粋) ・常時使用する従業員が300人以下 ・本社が県内にあること ・過去3年以内に同一の補助を受けていないこと 自社:従業員120人。本社は県内。 3年前に別名の補助金を受けた
返ってきた仕分け(抜粋)
満たしている ・常時使用する従業員が300人以下であること → 自社120人 ・本社が県内にあること → 自社の本社は県内 判断がつかない ・過去3年以内に同一の補助を受けていないこと → 3年前のものが 同一 か不明 → 確かめる:交付決定通知の名称 ・税の滞納がないこと → 納税証明書で確認

Claudeで実際に実行した出力です。要領も会社もすべて架空。

05

効く一手はこの1行

要約された時点で、
原本に戻るまで確かめられない。

  • 従業員規模の要件を
    満たしています
  • 常時使用する従業員が
    300人以下であること(原文)
足す1行
要件を要約しない。
要領の文をそのまま引用する

置く場所は、条件の1行目。要領を貼る前に書く。

要領は回ごとに文言が変わります。原文が引いてあれば、その回の要領を開いて同じ文があるか見るだけで済みます。

06

分かるのは、 申請できるかどうかの入口まで

おーちゃん
コッシーの判定

採択されるかどうかは、
ここでは分かりません。

判断がつかない と出た要件が、そのまま準備する書類の一覧になります。そこまで来れば、あとは集めるだけです。

今日の1つ

  1. 要件を要約させず、
    要領の原文を引用させる
  2. 満たす・満たさない・要確認の
    3つに仕分けさせる
  3. 要領は回ごとに変わる。
    公募回次と締切は原本で確かめる
次回

来週の月曜。うまくいった指示文を、
社員全員で使う置き場所を並べます。

この記事の指示文は、そのまま自社の言葉に置き換えて使えます。どれを自社に当てはめるかは、一緒に整理します。

インフィニティに無料で相談する

この回は Instagram でも9枚のノートにまとめています。@yukiinfinity1

大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

関連記事

AI-Cafe #071:経営の意思決定にAIを活用財務データを読み込ませて「壁打ち相手」にするTIPS

AI-Cafe #079:AI導入で浮いた「時間」をどう使うか?利益を生む「コア業務」への再投資の考え方

AI-Cafe #067:お問い合わせフォームにメールが来たら、AIが自動で一次返信を下書きする仕組み作りTIPS

PAGE TOP