#012:SSL – インターネット通信の暗号化技術

最終回のテーマは、 「https://の『s』って、何なんですか?」 「SSLって聞くけど、結局何してるの?」 という、セキュリティに関する質問です。確かに!普段何気なく見ているURLの「s」 これがあるのとないのでは、何が違うの?って思いませんか?

知っているようで説明できないIT用語、第12弾は【SSL】です。

「振り回されるIT」から「武器として活用するIT」へ、最終回はあなたの大切な情報を守る技術について解説します!

SSL 一言でいうと:インターネット通信の暗号化技術

SSLは、「インターネット通信の暗号化技術」のことです。手紙を送るとき、 重要な内容なら封筒に入れて封印しますよね?普通のハガキだと、途中で誰かに読まれてしまう可能性があります。インターネット通信も同じです。

SSL = Secure Sockets Layer(セキュア ソケット レイヤー)は、 この「封筒に入れて封印する」技術なんです。

「http://」と「https://」の違い
  ・http:// → ハガキ(内容が丸見え)
  ・https:// → 封筒に入れた手紙(内容が暗号化) この「s」は「Secure(安全)」の「s」です。

「SSL通信の仕組み」
  1. あなたのパソコンがウェブサイトにアクセス
  2. お互いに「暗号化の鍵」を交換
  3. その鍵を使って、やり取りするデータを暗号化
  4. 途中で盗み見されても、暗号化されているので内容が分からない

「SSL化されていないサイトのリスク」
  ・入力したパスワードが盗まれる
  ・クレジットカード情報が漏洩する
  ・個人情報が第三者に見られる
  ・通信内容を改ざんされる可能性

「SSL化されているサイトの見分け方」
  ・URLが「https://」で始まる
  ・ブラウザのアドレス欄に鍵マークが表示
  ・「安全な接続」「保護された通信」などの表示
最近のブラウザでは、SSL化されていないサイトに 「保護されていません」という警告が表示されます。 これを見ると、「このサイト大丈夫?」って不安になりますよね。

「企業サイトでSSLが重要な理由」
  ・顧客の信頼獲得(鍵マークで安心感)
  ・SEO効果(Googleが検索順位で優遇)
  ・法的リスク軽減(個人情報保護法対応)
  ・ブランドイメージ向上

「SSL証明書の種類」
  ・ドメイン認証(DV)→ 最も簡単、個人でも取得可能
  ・組織認証(OV)→ 企業情報を確認、中程度の信頼性
  ・拡張認証(EV)→ 最も厳格、アドレス欄が緑色になる

「 費用」
  ・無料SSL → Let’s Encrypt(最近は多くのサーバーで標準提供)
  ・有料SSL → 年間数千円~数万円

最近では、多くのレンタルサーバーで 無料SSLが標準提供されているので、 「SSL化にお金がかかる」という時代は終わりました。SSL化していない企業サイトを見ると、 「この会社、ITに詳しくないのかな?」 「セキュリティ意識が低いのでは?」 という印象を与えてしまいます。逆に、しっかりSSL化されているサイトは、 「きちんとした会社だな」 「安心して取引できそう」 という信頼感を与えます。

もし自社のウェブサイトがまだSSL化されていないなら、 すぐに対応することをお勧めします。 技術的な作業は複雑ですが、多くの場合、 サーバー会社やWeb制作会社が対応してくれます。

★今回のまとめ★  
  ・SSLは「インターネット通信の暗号化技術」  
  ・「https://」の「s」は「Secure(安全)」の意味  
  ・顧客の信頼獲得とSEO効果の両方に重要  
  ・現在は無料で導入できるので、未対応は機会損失

【会議で使える40秒説明】
「SSLはインターネット通信を暗号化する技術で、httpsの『s』はSecure(安全)の意味です。ハガキと封筒の違いと同じで、重要な情報を安全にやり取りできます。顧客の信頼獲得とSEO効果の両方で重要な技術なんです。」

【明日からできること】
自社のウェブサイトがSSL化されているか確認してみてください。URLが「https://」で始まり、ブラウザに鍵マークが表示されていればOK。未対応なら、すぐに対応を検討しましょう。 これで「SSLって何?」と聞かれても、 「インターネット通信を安全にする暗号化技術で、お客様の信頼獲得に欠かせないものですよ!」 と自信を持って答えられますね。

もし「うちのセキュリティ対策、これで十分?」「SSL化したいけど、どうすればいい?」と思ったら、 ご相談ください。 現在の状況を踏まえて、最適なセキュリティ対策をご提案します!

シリーズを振り返って★
「 この1年間で解説したIT用語」
  ・IPアドレス
  ・プロバイダ
  ・ホスト
  ・ドメイン
  ・CPU
  ・Core
  ・メモリ
  ・SSD
  ・サーバー
  ・クラウド
  ・API
  ・SSL

これらを理解することで、 「振り回されるIT」から「武器として活用するIT」への 第一歩を踏み出せたのではないでしょうか。 ITは難しいものではありません。 基本を理解すれば、必ずビジネスの武器になります。

今後も、皆様のIT活用をサポートしていきたいと思います。 何かご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください!

大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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