AI-Cafe #081:「使う」AIから「働かせる」AIへ。2025年に広がった「エージェント」、2026年のいま何が変わる?

AI-Cafe #081 「使う」AIから「働かせる」AIへ ― 2025年に広がったAIエージェント

「使う」AIから「働かせる」AIへ ― 2025年に広がった「AIエージェント」、2026年いま何が変わる?

聞けば答えてくれる相棒から、任せたら勝手に仕上げる担当者へ。2025年に広がった「エージェント」、2026年のいま自社で何が変わるのか、いつものカフェで。

ハラさん
ハラさん 最近さ、どこ行っても「AIエージェント」って言葉を聞くんだよ。今までのAIと何が違うんだ? 正直ピンとこないんだよな。
おーちゃん
おーちゃん 惜しい! すごくいいところに引っかかってますよ、ハラさん。ひとことで言うと、AIとの付き合い方が「使う」から「働かせる」に変わったんです。
コッシー
コッシー 使うと働かせる? 何だか似てるように聞こえるけど、そこ、ちゃんと違うの?
おーちゃん
おーちゃん 全然違うんですよ。今までのAIは、聞けば答えてくれる『物知りな相棒』でした。「この文章直して」って頼めば直してくれる。でも頼むのはあくまで人間で、一問一答なんです。エージェントは、そこから一歩進んで『任せたら勝手に動いて仕上げてくれる担当者』。実はこの『勝手に動くAI』、2025年あたりに各社が一気に出し揃えて話題になったんですけど、2026年の今は、それがいよいよ中小企業の現場でも普通に使えるようになってきたんです。想像してみてよ。
ハラさん
ハラさん 担当者ねぇ…。たとえばどういうことよ。
おーちゃん
おーちゃん たとえば「この見積り、いつものフォーマットで作って、担当にメールしといて」って任せる。すると、必要な情報を自分で集めて、書類を作って、送信の下書きまで用意してくれる。人間は最後に『OK』を出すだけ。一問一答の相棒から、段取りを任せられる担当者に昇格した、というイメージですね。
コッシー
コッシー うーん、便利そうなのは分かるけど…勝手に動くって、ちょっと怖くない? 変なメール送られたら困るわ。
おーちゃん
おーちゃん 大正解の心配です、コッシーさん。だから最初は『最後は人がOKを出す』を必ず残すんですよ。いきなり全部任せない。任せられる範囲を少しずつ広げていく。ここを守れば怖くないんです。
ハラさん
ハラさん なるほどな。じゃあうちの工場でいうと、どこから考えりゃいいんだ?
おーちゃん
おーちゃん いい問いですね。まずは『毎回だいたい同じ手順でやってる仕事』を思い浮かべてみてください。毎朝の受注整理とか、定期報告の作成とか。そういう繰り返しの段取りこそ、担当者に任せる第一候補なんです。今週はこの「働かせるAI」を一週間かけてじっくり掘っていきますよ。面白いよね、これ。

💡今日のポイント

  • これまでのAIは「使う」(聞けば答える一問一答)、いまは「働かせる」(任せたら段取りごと動く)へ。「勝手に動くAI」は2025年に各社が出し揃え、2026年のいま中小の現場にも広がってきた
  • AIエージェント=目的を渡すと、自分で手順を考えて実行してくれる「勝手に動く担当者」
  • 最初は「最後は人がOKを出す」を残し、任せる範囲を少しずつ広げるのが安全な始め方

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大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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