
カフェでAI 実践ノート #025 金曜・数字と契約
AIに入れてよい線を、
自社の書類で引く
社員はもう使い始めている。 止める理由も、許す線も決まっていない。
01
きっかけ
ルール、まだ
作っていません
社員はもう使い始めている。
止める理由も、許す線も決まっていない。
そのまま貼れる指示文は、4枚目に
02
よくある書き方
立派なひな形が返るだけで、
明日から使える線になりません。
よくある指示
社内のAI利用ルールを作って
- うちの書類の扱い
どの会社にも当てはまる文章が返る - 判断に迷う場合
白と黒だけ書かれ、灰色が残る - 誰に聞けばいいか
迷ったときの相談先が決まらない
03
使える指示文(全文)
そのまま貼れます。〔 〕だけ自社の言葉に置き換えてください
あなたは〔税理士法人〕の管理部門の責任者です。
下は、うちが実際に扱っている書類の名前です。
これだけを材料に、AI利用ルールのたたき台を作ってください。
1. そのまま入れてよい書類
2. 入れてはいけない書類と、その理由
3. 判断に迷う書類と、誰に確認するか
条件:
・一般的なひな形を出さない。貼った書類名だけで線を引く
・迷う書類を 入れてよい 側に寄せない
・就業規則や懲戒に触れる書き方はしない
うちが扱っている書類:
〔ここに貼る〕
〔 〕は自社の言葉に置き換えてください。
04
返ってきたもの
貼った書類名(架空)
・顧問先の決算書、総勘定元帳
・顧問先との面談メモ
・自社の請求書、見積書のひな形
・自社の業務マニュアル
・求人票の原稿
・社員の履歴書
返ってきた線引き(抜粋)
そのまま入れてよい
・自社の業務マニュアル
・請求書、見積書のひな形(顧客名を消したもの)
・求人票の原稿
入れてはいけない
・顧問先の決算書、総勘定元帳
→ 他社から預かった情報
・社員の履歴書 → 本人の同意が要る
迷う書類と、確認先
・顧問先との面談メモ
→ 名前を消しても内容から特定できる場合がある
→ 確認先:所長。契約書の守秘の定め
Claudeで実際に実行した出力です。会社と書類はすべて架空。
05
効く一手はこの1行
禁止 と書いても、
どれが該当するか分からない。
- 個人情報・機密情報の
入力は禁止とする - 顧問先の決算書、総勘定元帳
→ 他社から預かった情報
足す1行
一般的なひな形を出さない。
貼った書類名だけで線を引く
貼った書類名だけで線を引く
置く場所は、条件の1行目。書類名を貼る前に書く。
左は正しいのですが、社員は自分の手元の書類がどちらか判断できません。右は書類名で書いてあるので、迷いません。
06
たたき台まで。 規則にするのは専門家と

コッシーの判定
守らなかったときの扱いは、
就業規則の話になります。
線引きは自社で決められます。ただ、違反したときにどうするかは労務の領域です。たたき台を持って社労士に相談するのが早い順序です。
今日の1つ
- 一般的なひな形を出させず、
自社の書類名だけで線を引かせる - 迷う書類を 入れてよい 側に
寄せさせない。確認先まで書かせる - たたき台まで。懲戒と就業規則は
社労士と詰める
次回
来週の月曜。会議の録音をどこまで
渡せるのか、3社の記載を並べます。
この記事の指示文は、そのまま自社の言葉に置き換えて使えます。どれを自社に当てはめるかは、一緒に整理します。
インフィニティに無料で相談するこの回は Instagram でも9枚のノートにまとめています。@yukiinfinity1
