
カフェでAI 実践ノート #029 木曜・経理の1手
自社の請求書に、
足りない項目はないか
制度が始まってから、様式を見直していない。 指摘されるまで気づけない。
01
きっかけ
うちの様式、
あれで合ってますか
制度が始まってから、様式を見直していない。
指摘されるまで気づけない。
6項目は5枚目、指示文は4枚目に
02
よくある書き方
整った講評が返るだけで、
足りない項目は分かりません。
よくある指示
この請求書、インボイスとして大丈夫ですか
- どの項目が足りないか
全体の印象だけが返る - どこに書けばいいか
様式のどこに足すかが決まらない - 直すべきか、直さなくてよいか
体裁の助言に紛れて、抜けが埋もれる
03
使える指示文(全文)
そのまま貼れます。〔 〕だけ自社の言葉に置き換えてください
あなたは〔金属加工業〕の経理担当です。
下は、うちが取引先に出している請求書の記載内容です。
国税庁が挙げている記載事項6つと照らして、確認してください。
1. そろっている項目
2. 足りない項目(あれば、どこに足すかも)
3. 判断がつかない項目と、確かめる先
条件:
・足りない項目だけを出す。文面の改善案は出さない
・税額そのものの計算が正しいかは判断しない
・分からないものは 要確認 と書く
請求書の記載内容:
〔ここに貼る〕
〔 〕は自社の言葉に置き換えてください。
04
返ってきたもの
入れた記載内容(架空)
株式会社〇〇御中
請求書
発行 2026年8月31日
品名:加工賃 8月分 数量1 金額 480,000
消費税 48,000
合計 528,000
発行元:△△製作所
返ってきた照合(抜粋)
そろっている項目
・相手方の名称(株式会社〇〇御中)
・取引年月日(2026年8月31日)と取引内容
・対価の総額(480,000)と消費税額(48,000)
足りない項目
・登録番号が見当たりません
→ 発行元(△△製作所)の並びに足す
・適用税率の記載が見当たりません
→ 10%対象である旨を金額の並びに足す
要確認:軽減税率の対象取引があるか
Claudeで実際に実行した出力です。会社と数字はすべて架空。
05
効く一手はこの1行
講評が混ざると、
抜けが埋もれる。
- 全体的に整っていますが、
体裁を工夫するとより明確です - 登録番号が見当たりません
→ 発行元の並びに足す
足す1行
足りない項目だけを出す。
文面の改善案は出さない
文面の改善案は出さない
置く場所は、条件の1行目。請求書を貼る前に書く。
左は読んでも何をすればいいか決まりません。右は足す場所まで書いてあるので、今日のうちに様式を直せます。
06
見るのは様式まで。 税額の正しさは別の話

タカハシさんの判定
項目がそろっていることと、
金額が合っていることは別です。
様式の抜けは自分で見つけられます。ただ、税率の判断や税額の計算は会計側と顧問の先生の領域です。ここは分けて考えてください。
今日の1つ
- 国税庁は記載事項を6つ挙げている。
まず自社の様式と照らす - 足りない項目だけを出させる。
文面の改善案は出させない - 様式の確認まで。税額の正しさは
会計側と顧問の先生で
- 国税庁/インボイス制度の概要
次回
金曜。その取引が下請法に当たるか、
確かめる点を先に出させる指示文。
この記事の指示文は、そのまま自社の言葉に置き換えて使えます。どれを自社に当てはめるかは、一緒に整理します。
インフィニティに無料で相談するこの回は Instagram でも9枚のノートにまとめています。@yukiinfinity1
