
カフェでAI 実践ノート #010 金曜・数字と契約
その外注、請負ですか
準委任ですか
完成させてもらうのか、動いてもらうのか。 決めずに書き始めて、後で揉める。
01
きっかけ
契約書の型が、
そもそも選べない
完成させてもらうのか、動いてもらうのか。
決めずに書き始めて、後で揉める。
そのまま貼れる指示文は、4枚目に
02
よくある書き方
条文らしきものが返るだけで、
自社の条件は見られていません。
よくある指示
業務委託契約書のひな形を作って
- どちらの型が近いか
判定せずに、それらしい条文が並ぶ - いまの条件のどこが危ないか
こちらの条件を読まずに書かれる - 発注前に決めること
決めていない箇所が、そのまま条文になる
03
使える指示文(全文)
そのまま貼れます。〔 〕だけ自社の言葉に置き換えてください
あなたは〔契約実務〕に詳しい人です。
これから外部の人に仕事を頼みます。
下の条件を読んで、次の3つを出してください。
1. この頼み方は「請負」と「準委任」の
どちらに近いか。理由を3つ
2. そのまま契約書に書くと危ない条件
(条件の文言を引用して指摘)
3. 発注前に決めておくべきこと(5件まで)
条件:
・条文番号や判例を引かない。実務の言葉で書く
・断定できないものは「判断が分かれる」と書く
・最後に必ず「最終判断は弁護士に確認すること」
と書く
頼む仕事の条件:
〔ここに貼る〕
〔 〕は自社の言葉に置き換えてください。
04
返ってきたもの
入れた条件(架空)
・受注管理をExcelからWebに移す
・作るものの仕様は、進めながら一緒に決める
・毎週水曜の定例に出て、進み具合を報告
・作業場所は自由。ただし平日10〜17時は
連絡がつくこと
・報酬は月60万円を6か月。完成しなくても払う
返ってきた答え(抜粋)
1. どちらに近いか
準委任に近い。ただし判断が分かれる余地あり。
・仕様が最初に固まっていない
・報酬が完成ではなく期間にひもづく
・定例参加と進捗報告が前提
2. そのまま書くと危ない条件
「作るものの仕様は、進めながら一緒に決める」
変更のたびに追加費用が出るのか、当初報酬内
でやるのか、誰が最終決定するのかが不明。
3. 発注前に決めること
・6か月後に何ができていれば一区切りか
実際に実行した出力です。入力はすべて架空。
05
効く一手はこの1行
指摘か、
引用つきの指摘か。
- 仕様の記載が曖昧なので
明確化が必要です - 「進めながら一緒に決める」
→ 誰が決めるのかが不明
足す1行
危ない条件は、文言を
引用して指摘させる
引用して指摘させる
置く場所は、出すものの2番目。条件を貼る前に書く。
引用させると、自社の条件のどの文言が危ないかが特定できます。そのまま契約書の修正箇所になります。
06
これは弁護士の かわりにはならない

コッシーの見立て
判断が分かれる と出た箇所が、
相談すべき箇所です。
返ってきたのは、条件の読み方であって法律の判断ではありません。
ここまでを持っていくと、専門家の時間が「何を決めるか」に使えます。最終判断は弁護士へ。
今日の1つ
- 条文を書かせる前に、どちらの型に近いかを判定させる
- 危ない条件は、文言を引用して指摘させる
- 判断が分かれる と出た箇所だけを
専門家に持っていく
次回
来週の月曜。無料と有料で何が変わるのか、
3社の答え方を並べます。
この記事の指示文は、そのまま自社の言葉に置き換えて使えます。どれを自社に当てはめるかは、一緒に整理します。
インフィニティに無料で相談するこの回は Instagram でも9枚のノートにまとめています。@yukiinfinity1
