AI-Cafe #121:合計が、1つだけ合っていませんでした

カフェでAI 実践ノート #031 表を渡すと、計算まで やってくれるのか
カフェでAI 実践ノート #031 月曜・AIの機能の在り処

表を渡すと、計算まで
やってくれるのか

表を貼って集計を頼んだら、それらしい数字が返ってきた。 電卓で確かめたら、1か所ずれていた。

3社の公式ドキュメントで直接確認しました 記載はすべて2026年7月時点のものです。仕様は変わるため、実務で使う前に各社のページで最新の記載をご確認ください。

01

きっかけ

合計が、1つだけ
合っていませんでした

表を貼って集計を頼んだら、それらしい数字が返ってきた。
電卓で確かめたら、1か所ずれていた。

受け取る形式は4枚目、頼み方は5枚目に

02

結論から

読むことと、計算することは
別の機能です

表の中身を読み取るのと、その数字で計算するのは、動いている仕組みが違います。

コードを走らせていなければ、
合計は当て推量になります。

  • どの形式で渡せるか
    エクセルが通らない
  • 計算させるには
    頼み方が要ることも
  • どこまで動くか
    実行時間に上限

この先の記載は、すべて2026年8月時点の各社公式ドキュメントによります。

03

受け取る形式

  • ChatGPT
    CSVエクセル
  • Claude
    CSVエクセルJSON・画像
  • Gemini
    テキストとCSVエクセルの記載なし

3社とも公式ドキュメントに書かれている扱いです。

04

公式にはこう書いてある

Anthropic

コードを走らせてほしいときは、そう明示的に頼んでください、と書かれています。例として この計算をコードで確かめて という言い方が挙げられています。

platform.claude.com/Code execution tool
Google

コードを動かせる時間の上限は30秒。動かせるのはPythonだけ、と書かれています。

ai.google.dev/Code execution

黙っていると、計算しないことがあります。

05

動かす場所も違う

Anthropic

コードは外につながらない箱の中で動く、と書かれています。手元の表を計算するぶんには支障ありません。

platform.claude.com/Code execution tool
OpenAI

うまく動かなければ、書き直して動かし直す、と書かれています。1回で終わらせない作り方です。

developers.openai.com/Code Interpreter

計算そのものは、電卓と同じ仕組みで動きます。

06

合計は、こちらで 1か所だけ検算する

おーちゃん
おーちゃんの見立て

全部を疑うと使えません。
1か所だけ当てます。

合計欄を1つ、電卓で確かめる。合っていれば、その表の処理は信用してよい。ずれていたら、コードで計算するよう頼み直す。それだけで事故が防げます。

今日の1つ

  1. 読み取ることと、計算することは
    別の機能
  2. Claudeは コードで確かめて と
    頼むよう公式に書かれている
  3. Geminiはテキストとcsv向き。
    実行は30秒、Pythonだけ
  • developers.openai.com/Code Interpreter
  • platform.claude.com/Code execution tool
  • ai.google.dev/Code execution
次回

火曜。断られた案件を、いつ・何を持って
もう一度訪ねるか決める指示文。

この記事の指示文は、そのまま自社の言葉に置き換えて使えます。どれを自社に当てはめるかは、一緒に整理します。

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この回は Instagram でも9枚のノートにまとめています。@yukiinfinity1

大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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