AI-Cafe #084: 受発注をAIに任せた運送会社の「ある一日」。毎朝2時間の入力が、確認だけの約20分に

AI-Cafe #084 受発注をAIエージェントに任せた運送会社の「ある一日」

受発注業務をAIエージェントに任せた運送会社の「ある一日」

毎朝2時間の入力地獄が、確認だけの約20分に。人は「作る係」から「OKを出す係」へ。事例をカフェで。

コッシー
コッシー 昨日のタクシーの話、すごく腑に落ちたわ。でも…実際にエージェントに仕事を任せてる会社って、本当にあるの? 絵に描いた餅じゃなくて?
おーちゃん
おーちゃん 大正解のツッコミです、コッシーさん。じゃあ今日は、ある運送会社さんの『エージェントを入れた一日』を、のぞいてみましょうか。想像してみてよ。
ハラさん
ハラさん お、いいねぇ。うちも受発注は毎日バタバタだから、気になるわ。
おーちゃん
おーちゃん その会社、朝がとにかく大変だったんです。取引先から届く受注メールが、多い日で1日80件くらい。担当者さんが1通ずつ開いて、品名と数量を読み取って、基幹システムに手入力して、確認の返信を書く。これを毎朝2時間、必死にやってたんですね。
コッシー
コッシー うわぁ…想像しただけで肩こりそう。それでミスも出るのよね、きっと。
おーちゃん
おーちゃん そうなんです。で、そこにエージェントを入れた。今はどうなってるか。朝、担当者さんが出社すると、エージェントが夜のうちに届いたメールをもう読み取って、システムへの入力の『下書き』と、返信の『たたき台』を全部そろえてくれてるんです。担当者さんの仕事は、その内容が合ってるかを画面で確認して、OKボタンを押すだけ。
ハラさん
ハラさん え、2時間かかってたのが、それだけになるのか?
おーちゃん
おーちゃん はい。毎朝2時間の入力作業が、確認中心の約20分になりました。人がやるのは『最終チェック』だけ。つまり担当者さんの役割が、ゼロから作る係から、OKを出す係に変わったんです。
コッシー
コッシー なるほどね…。でもさ、金額とか数量を間違えたまま流されたら怖くない? そこはどうしてるの?
おーちゃん
おーちゃん 惜しい! そこが一番大事なところです。この会社は『いつもと違うパターン』、たとえば数量がやけに多い注文とかは、エージェントが「これは念のため人に見せよう」と印をつけて止める設計にしてるんです。全部素通りさせない。だから安心して任せられる。エージェントが下ごしらえ、人が最終判断、この分担がきれいにハマった例ですね。
ハラさん
ハラさん これうちの工場の受発注、そっくりそのまま置き換えられるぞ…。ちょっと本気で考えたくなってきたな。

💡今日のポイント

  • 受注メールの「読み取り→システム入力→一次返信」の下ごしらえをエージェントが担当
  • 毎朝2時間かかっていた入力作業が、確認中心の約20分に。人は最終チェックに集中
  • 「いつもと違うパターン」は人に回す設計にすることで、安心して任せられる

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大畑 祐貴

(株)インフィニティ 代表取締役。文系として、わかりやすくITを説明し、武器として活用してもらうコンサルティングを行っています。

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