
カフェでAI 実践ノート #012 火曜・営業の1手
失注の報告から、
解釈だけを抜く
そのまま受け取って値引きから 入ると、次も同じ負け方をします。
01
きっかけ
たぶん価格だと
思うんですよね
そのまま受け取って値引きから
入ると、次も同じ負け方をします。
そのまま貼れる指示文は、4枚目に
02
よくある書き方
整った報告が返るだけで、
負けた理由は分かりません。
よくある指示
この失注報告をまとめて
- どこまでが事実か
推測が、そのまま結論として残る - なぜ解釈なのか
根拠が無いことに気づけない - 次に確かめること
対策だけが先に決まる
03
使える指示文(全文)
そのまま貼れます。〔 〕だけ自社の言葉に置き換えてください
あなたは〔法人営業〕の管理者です。
担当者が書いた失注の報告を読んで、
次の3つを出してください。
1. 事実として確認できたこと
2. 担当者の解釈が混ざっている箇所
(引用して、なぜ解釈かを1行)
3. 次に先に確かめておくこと(3件)
条件:
・担当者を責める書き方をしない
・価格が高かった のような結論を、
根拠なく採用しない
・確認できないものは 未確認 と書く
失注の報告:
〔ここに貼る〕
〔 〕は自社の言葉に置き換えてください。
04
返ってきたもの
入れた報告(架空・5行)
A社、最終的に他社に決まりました。
たぶん価格だと思います。あちらのほうが
安かったので。
担当の方は乗り気だったんですが、上が首を
縦に振らなかったようです。
うちの機能はいいと言ってもらえていたので、
惜しかったです。
次回は最初から値引きを入れて出そうと思います。
返ってきた答え(抜粋)
1. 事実として確認できたこと
・A社、最終的に他社に決まりました
・それ以外の失注理由や経緯は 未確認
2. 解釈が混ざっている箇所
「たぶん価格だと思います」
根拠となる相手の明言がないため
「上が首を縦に振らなかったようです」
決裁者の判断理由が未確認
実際に実行した出力です。入力はすべて架空。
05
効く一手はこの1行
報告の言葉が、
そのまま原因に化ける。
- 失注理由:価格
対策:次回は値引きを提示 - たぶん価格だと思います
→ 相手の明言がなく、未確認
足す1行
根拠なく
結論を採用しない
結論を採用しない
置く場所は、条件の2行目。報告を貼る前に書く。
書いてあるのは たぶん だけです。この1行が無いと、AIは推測を失注理由として整理し、対策まで組み立てます。
06
これは報告を 直させる道具ではない

マキちゃんの見立て
未確認 が並ぶのは、
担当者の落ち度ではありません。
商談の場で決裁の段数まで聞ける人は多くありません。
返ってきた 未確認 は、次の案件で最初に確かめる項目です。人を責めると、次から報告が薄くなります。
今日の1つ
- 事実と、担当者の解釈を分けて出させる
- 根拠なく結論を採用しない、を条件に書く
- 未確認 が並んだ項目を、次の案件で確かめる
次回
水曜。引き継ぎメモを、抜けのない
チェック項目に変える指示文。
この記事の指示文は、そのまま自社の言葉に置き換えて使えます。どれを自社に当てはめるかは、一緒に整理します。
インフィニティに無料で相談するこの回は Instagram でも9枚のノートにまとめています。@yukiinfinity1
