
カフェでAI 実践ノート #043 水曜・現場の1手
写真に写っているものだけ、
書かせる
写真は撮ってある。 報告書だけが出てこない。
01
きっかけ
写真は撮ってある。
報告書が書けない
写真は撮ってある。 報告書だけが出てこない。
そのまま貼れる指示文は、3枚目に
02
よくある書き方
写っていないことまで
書いて返ってきます。
よくある指示
この写真から報告書を作って
- 経年劣化が進行しており
年数は写真に写っていない - 早期の交換が望まれます
判断を会社がしたことになる - 無かったこと
跡がない、変形がない、が抜ける
03
使える指示文(全文)
そのまま貼れます。〔 〕だけ自社の言葉に置き換えてください
あなたは〔製造業〕の現場担当です。
下の写真について、作業報告書の下書きを作ってください。
1. 写真に写っているもの(位置・色・範囲・数)
2. 写真に写っていないこと(跡がない、変形がない など)
3. 写真から判断できない項目
条件:
・原因と評価は書かない
・劣化、要交換、危険 のような判断の言葉を使わない
・分からないものは 判断できない と出す
写真:
〔ここに添付する〕
〔 〕は自社の言葉に置き換えてください。
04
返ってきたもの
入れた写真(架空・3枚の内容)
1枚目 配管の継手部分。茶色の変色。
2枚目 同じ配管の下の床面。
3枚目 系統全体の引き。バルブが2つ。
返ってきた答え(抜粋)
1 配管の継手部分
写っているもの:茶色の変色。
範囲はおよそ手のひら大。
写っていないこと:周囲の床に
滴下の跡はなし。変形はなし。
判断できない項目
・変色が錆か塗料の剥がれか
・この配管が現在使われているか
Claudeで実際に実行した出力です。現場と設備はすべて架空。
05
効く一手はこの1行
評価は現場を見た人の仕事。
AIは見えているものを言葉にするまで。
- 経年劣化が進行しており早期の交換が望まれます
- 茶色の変色。範囲は手のひら大。床に滴下の跡はなし
足す1行
写真に写っているものだけを書く。
原因と評価は書かない
置く場所は、条件の1行目。写真を添付する前に書く。
左は会社が判断したことになります。右は事実だけなので、読んだ人が自分で判断できます。無かったことも書かせるのが効きます。
06
分からないものを出させて、
次に確かめる場所を決める

ハラさんの判定
報告書を作るためではなく、
次に見る場所を決めるために使う。
判断できない項目が1つでも出れば、その1つが次の訪問で確かめることになります。若い人が現場に戻る前に出れば、二度手間が減ります。片道1時間の現場なら、なおさら。
今日の1つ
- 写真に写っているものだけを書かせる。
原因と評価は書かせない - 無かったこと(跡がない、変形がない)も
書かせる - 写真から判断できない項目を出させて、
次に現場で確かめる分に回す
次回
木曜。買ったものが消耗品か資産かを、
金額の線で仕分ける指示文。
この記事の指示文は、そのまま自社の言葉に置き換えて使えます。どれを自社に当てはめるかは、一緒に整理します。
インフィニティに無料で相談するこの回は Instagram でも9枚のノートにまとめています。@yukiinfinity1
